おいしい「健脳食」で記憶力を高める
「イワシの蒲焼丼」と「大豆と芽ひじきの煮物」
加齢とともに、記憶力や集中力が衰えてきたと感じることはありませんか。そうした、"脳の老化"は、食事によっても遅らせることが可能です。
脳の健康を保つ「健脳食」としておすすめなのが、青魚です。イワシやサンマなどの青魚には、脳の機能維持に不可欠なDHA、EPAをはじめ、認知症・アルツハイマー症の予防に効果的なビタミンB12が豊富に含まれています。
また、大豆製品に含まれる大豆レシチン、切り干し大根やひじきに多い鉄も、脳の働きを正常にする役割があります。
よく噛んで食べることも、脳の活性化には有効。噛むことによって脳が刺激され、記憶力がアップすることがわかっています。
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イワシの蒲焼丼
調理時間目安:25分 ※米の浸水時間は含まず
- 材料(2人分)
- 白米3/4カップ、雑穀20g、小松菜40g、いりごま3g、イワシ2匹(正味55g)、小麦粉小さじ1、焼きのり1/2枚、卵1個、a{塩・砂糖各小さじ1/3}、油適宜、b{酒大さじ1,しょうゆ・みりん・砂糖各小さじ2、酢小さじ1}、しょうが汁小さじ1/3、白髪ねぎ10g
- 作り方
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- 白米に雑穀を加え、好みの水加減で炊く。
- 小松菜は、ゆでて5mmくらいの長さに刻み、いりごまと一緒に炊きあがったごはんに混ぜる。
- 焼きのりはさっとあぶって、もみのりにする。卵はaで調味し錦糸卵をつくる。
- フライパンに油を熱し、イワシの両面をこんがり焼き、bを合わせたたれを回し入れてしょうが汁を落とす。たれが少し残る程度に、2~3分煮含める。
- 器に雑穀ごはんとイワシ(たれも一緒に)を盛り、もみのり、錦糸卵、白髪ねぎを飾る。
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大豆と芽ひじきの煮物
調理時間目安:10分
- 材料(2人分)
- 切り干し大根10g、芽ひじき8g、にんじん10g、さやいんげん10g、水煮大豆40g、豆乳100cc、a{砂糖・しょうゆ各小さじ1}
- 作り方
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- 切り干し大根は水で戻し、2~3cm長さに切る。芽ひじきは、よく洗って水を切る。にんじんはせん切りにする。
- さやいんげんはゆでて細切りにする。
- 鍋に水煮大豆と豆乳を入れ、弱火で煮る。煮詰まってきたらaを加えて煮含め、最後にいんげんを散らす。